ドッグフードには、総合栄養食と呼ばれるものがあります。必要な栄養が過不足なく含まれているので、この食事と水さえあれば10年以上健康を保つことができるというものです。
1964年に、アメリカのフード会社により、家庭の残飯を犬に与えることの危険性と、コマーシャルフードを与えることの重要性を訴求するキャンペーンが始まりました。
日本でも1975年頃からドッグフードが普及し、同様のキャンペーンが実施され、現在も似たような内容のPRを見ることがあります。キャンペーンが功を奏し（？）、ドッグフード＝安全、その他＝危険という俗説が定着しました。

ペットフード公正取引協議会やペットフード協会が定義する総合栄養食を、私たちは一般的にドッグフードと呼ぶ場合が多いようです。メーカーの主張によると、この食事と水だけ…

犬が安全で健康な生活が送れるよう、必要な栄養素とバランスを配慮して製品化されたもの。成分分析結果が栄養基準に合致し、給与試験による評価が基準に合致した犬の食事…

1860年　米国オハイオ州で初の犬用ビスケット登場。1907年　米国でドッグフードが登場。犬のための総合栄養食の始まり。1920年　缶フードがアメリカドッグフードの…

従来、ペットは家畜ではないという理由で法律がなく、その安全性については野放し状態でした。例えばこの業界では、8割表示というのが常識で、表示されない2割に何…