従来のフードの分類法水分含有量別による種類●ドライフード ●ウエットフード ●セミモイストフード ●ソフトドライフード
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水分含有量別による種類
●ドライフード
水分量10%程度。通称カリカリ。加熱発泡処理された粒状の製品。カビの心配があるので水分量は抑えられています。手軽に与えられ、保存もききます。
●ウエットフード
水分量75%程度。缶詰、アルミトレー、レトルトパックに入っているタイプ。水分が多く、その分中味が少ないのでドライに比べて多く与える必要があります。小型犬は主食になりますが、大型犬はおかずとしての利用が推奨されています。
●セミモイストフード
水分量25〜35%。半生タイプ。押し出し成形された犬用の食事形態です。品質保持のため砂糖や防カビ材等の添加物に加え、水分保持のため湿潤調整剤を使用します。
●ソフトドライフード
水分量25〜35%。製造工程で加熱発泡処理します。品質保持のため酸や防カビ材等の添加物と水分保持のために湿潤調整剤を使用します。
目的別によるドッグフードの種類
●総合栄養食
犬が安全で健康な生活が送れるよう、必要な栄養素とバランスを配慮して製品化されたもの。成分分析結果が栄養基準に合致し、給与試験による評価が基準に合致した犬の食事です。
●間食
おやつやスナックです。与える量は一日に必要なカロリー量の20%以内にしなければなりません。
●その他の目的食
上記以外のもので、特定の栄養素の調整やカロリー補給、嗜好増進を目的とした犬用の食事です。一般食、栄養補完食、嗜好食、特別療養食があります。サプリメントも含まれます。
形状別によるドッグフードの種類
●粉体
代用乳、栄養補強用など
●顆粒
離乳食、成長期用など
●フレーク(被膜状)
離乳食など
●発泡
ドライフードの多くがこの発泡タイプ
●クランブル
発泡したものを粉砕したもので成長期用に多い
●ビスケット
間食用など
●スティック
間食用など
●液体
代用乳、嗜好増進飲料など
成長段階によるドッグフードの分類
●ほ乳期用
生後30日齢まで。代用乳(ミルク)。
●離乳期用(パピー)
20日齢〜60日齢まで。離乳食。
●成長期用(グロース)
50日齢〜10カ月齢まで。中型犬は1年まで。大型犬は1.5年まで。幼犬食。
●成犬期用(メンテナンス)
成長期以降・満6〜8歳まで。成犬食。
●高齢期用(メンテナンス)
6〜8歳以降。高齢食。
※この他ライフステージによる分類には、妊娠期用、授乳期用があります。
水分含有量別による種類
目的別による種類
形状別による種類>
製品的特徴による種類