▲ 犬たちをむしばみ続ける環境汚染

人と同じように、大気汚染など過酷な環境が犬・猫たちの健康にも揺さぶりをかけています。

自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質などの有害大気汚染物質が低いところに滞留して、不幸なことに地面すれすれで生活する犬・猫の気道や肺胞に沈着し、彼らの健康をむしばみ続けています。人間の4〜6倍のスピードで生きている犬たちの病は、私たちの4〜6倍のスピードで進行します。
また、ポリ塩化ビフェニール（PCB）やダイオキシンなどの環境ホルモンが、内分泌かく乱物質として彼らにも打撃を与えています。
世界各地から生殖に異常のある野生動物の例が数多く報告されています。新しく誕生するサルの80%が手や足のない奇形だったという淡路島モンキーセンターの奇形猿の衝撃的な現実を忘れてはいけないと思います。

この他に、オゾン層の破壊による紫外線の増加、放射線、電磁波、たばこ、肉体的・精神的なストレス、化学合成の医薬品、ウイルスなどの病原菌、食品添加物、建材・家具などに使われるホルムアルデヒドに起因するシックハウスなどは、すべてフリーラジカルを発生させ、犬の免疫力と抗酸化力を低下させます。

▲ 犬の免疫力と抗酸化力を低下させるもの