Living with Dogs・レビュー



Living with Dogs: Collections and Traditions, At Home and Afield


表紙

Larry・Sheehan Carol・Sheehan Kathryn・Ge・Precourt (著)
William・Stites (写真)
¥9,779


イヌのいない人生なんて生きる価値がないと
考えているアメリカ人たちの26のストーリー


Bull1


Stick

知人から”Living with Dogs”という写真集をいただいた。
イヌたちとの生活を、心底楽しんでる人たちの写真が満載だ。

17-18世紀のヨーロッパの銀製のアンティークカラーのコレクター。
バージニア・ゴールドカップで、前座のJRによるテリアレースで盛り上がる人々。
イングリッシュスプリンガースパニエルとともにある優雅なライフスタイル。
ドッグポートレートが評判の女流フォトグラファーのスタジオ。
およそ100万頭が飼われているというニューヨークのイヌたちの暮らしぶり。
数えきれないほどの磁器のイヌのフィギュアのコレクション。
フリーマーケットに出品された楽しいイヌのアンティークたち。
ステッキやパラソルの柄に施された魅力的な犬のヘッドの数々。
etc.etc.

この本の26の物語に登場する人々のイヌへのノメリコミ具合を見ていると、セカンドライフはイヌに捧げる!などと宣言したコチトラとしては、修行不足もいいとこで、まったくお恥ずかしい限り。

写真上:第二次世界大戦でドイツに勝利したチャーチルに敬意を表して作られた、帽子をかぶって葉巻をくゆらすブルドッグの磁器製フィギュア。チャーチルの愛犬は、ルーファスというプードルだけど、ブルドッグの方がイメージにぴったり。
写真下:右の銀の2頭のグレイハウンドのヘッドは1900年のティファニー製。右下のブリュッセルグリフォンは1890年の銀製。他にも象牙で作られたブラッドハウンド、木に象牙の象嵌が施されたアイリッシュセターなど、あらゆる犬種が登場する。

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