前々から、不思議だったペットフード協会とペットフード公正取引協議会の関係。

整理してみたら、事務所所在地などが同じでした。

安全で安心な生食をはじめとする本来の犬の食事のために、どんな活動している団体なのでしょうか。

一般社団法人ペットフード協会とは

任意団体だったペットフード工業会が、ペットフード安全法の制定を機に、一般社団法人ペットフード協会に名称を変更。

ペットフードの品質向上、ペットの飼育に関する啓蒙、犬猫飼育率などの統計調査の実施、他の団体・省庁との折衝や協調に関する活動をしているそうです。

我が国のペットフード市場の90%以上がこの協会の会員社によってカバーされています。

設立：2009年4月（ペットフード工業会設立 1969年10月）

会員数：98社（正会員67社、賛助会員31社　2012年10月1日現在）

事務局所在地：東京都千代田区神田須田町2-3-16　千代田パリオンビル9階

会長：越村義雄

ペットフード公正取引協議会とは

「ペットフードの表示に関する公正競争規約」および「ペットフード業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」の適正な運用を目的とした業界団体だそうです。
試買検査会や講習会を開催し、ペットフードの表示と景品に関して、自分たちで決めた公正競争規約という、業界の商習慣を明文化したルールに基づいて活動しています。

AAFCOの基準をそのまま採用しています。

設立：1974年10月

会員数：69社（2012年7月1日現在）

事務局所在地：東京都千代田区神田須田町2-3-16　千代田パリオンビル9階

会長：越村義雄

どちらもアメリカに親会社があるフードメーカー、日本ヒルズ・コルゲート社の社長が会長です。