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生食系の犬の食事の基礎知識

生食を知ろう

穀類っていいの?悪いの?

犬の食事に穀類が必要かどうかというのは、欧米の動物の栄養学の専門家の間でも、長い間、論議の的になっています。
穀類不要派と必要派のそれぞれの言い分を比べてみました。


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アミラーゼについて
犬の唾液には、穀類を消化する酵素であるアミラーゼが含まれていないので、穀類は不要。

犬には、穀類をすりつぶす歯がない。したがって犬の消化系のスタート地点は口ではなく胃で、唾液にアミラーゼは不要。

消化の問題
犬は草食動物の3分の1という短い消化管しか持ち合わせていないので、穀類がうまく消化できない。そのため、未消化や不完全消化の穀類は大量の軟便になる。一方、穀類なしの便は、完全に消化されるので量も少なくちょうどいい硬さだ。

オオカミを始めとする野生の肉食獣は、捕獲した草食動物の内臓を最初に食べる。その中には穀類や野菜の栄養価が十分吸収されるようほど良く消化された内容物を含む腸がある。

栄養学的なこと
長期間、穀類抜きの食事だけを続けた犬の血糖値が正常だった。もし炭水化物が必要であれば、内臓や野菜からも摂取できる。消化できない穀類は免疫系等を弱体化させている。

炭水化物は消化管で吸収され、グリコーゲンとして肝臓に蓄積されるが、これが正しく使われるとタンパク質がエネルギーに変わることを防ぎ、グリコーゲンとして蓄積されたものがタンパク質の代謝を調整する。中枢神経や脳にも必須で、炭水化物がないとタンパク質と脂肪がエネルギーに変換されるので、免疫力が弱まる。

アレルギー問題
穀類に含まれるグルテンが、免疫気管を刺激してアレルギーや皮膚疾患を引き起こす。

穀類を与える場合、火を通しておかゆ状にするが、このような状態の穀類は、炭水化物、食物繊維、鉄、ビタミン、ミネラルの他に多様なアミノ酸を含むとてもよい栄養源だ。ノングルテンの穀類を使用すれば何ら問題はなく、大切な栄養素を逃すこともない。

フィチン酸
発芽玄米などに含まれるフィチン酸が、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルと結合し、吸収阻害を引き起こし、その栄養価を十分に利用できない。

大量に摂らなければ、フィチン酸にはデトックス(毒素排除)作用や免疫活性作用がある。

というわけで、穀類/炭水化物摂取については賛否両論があります。

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以下は私見。


コスト

1日の給餌量が体重の3%程度の中型以上の犬種に、穀類抜きで肉主体の食事を与え続けるのは経済的に負担が大きい。多頭飼いならなおさらのこと。だから、少量ならまったく害がない穀類を、愛犬の食事にうまく取り入れればコスト面でのメリットが非常に大きいといえます。


管理人の方法

穀類不要派と必要派の言い分はどっちもどっちという感じ。なので、不要かもしれないけれど、必要派の言い分も分からないでもないということで、2種類のおかゆ状の穀類をミックスして、一定の範囲内で適当に与えています。


注)
癌細胞は増殖のために炭水化物をエネルギーにします。したがって、癌の犬の食事療法では炭水化物を削減する必要があります。高脂肪、高タンパク、低炭水化物の食事で、腫瘍をエネルギー不足にさせるのが狙いです。


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