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犬の健康を妨げる4つの要因

見た目優先の繁殖


作られた見た目

▲ 引き締まった顔、長い足、細い胴体…。近い将来のブルドッグ。


オオカミが地上に現れたのは約100万年前。人類が登場したのが50〜60万年前。 犬は今から13万5千年前にオオカミから分岐したというのが分かっています。

19世紀の終わりに、純血種を育てて保存するという目的でイギリスに犬種協会が設立され、犬種の純血性維持のために近親交配が始まりました。本来、近親交配は優良形質を残す手段でしたが、ショーのチャンピオンを目指し、健康や性格よりも見た目が重視されるようになりました。遺伝子がどうであれルックスが優先されたのです。
それまでは似たような犬種間で大規模な遺伝子交換が行われてきましたが、犬種登録の制度がこれにストップをかけました。
その結果出現した純血種の遺伝的な欠陥、先天症は、下記の例がよく知られています。

1) プードル、コリー、ジャーマンシェパード=てんかん
2) レトリーバー=腫瘍
3) ダルメシアン=難聴
4) コリー、コッカースパニエル、アイリッシュセター=盲目
5) スプリンガースパニエル=激怒症候群
6) ボクサー=うっ血性心疾患
7) マンチェスターテリア、プードル=血友病
8) レトリーバー、ジャーマンシェパード、コッカースパニエル、シェットランドシープドッグの他、多くの大型犬=股関節形成障害
9) チワワ=骨の奇形、肩の脱臼、心疾患
10) ボストンテリア、コッカースパニエル、パセットハウンド、ワイマラナー=ヘルニア
11) ボストンテリア、ペキニーズ、ブルドッグ、ボクサー=呼吸障害
12) ビーグル、ボストンテリア、コッカースパニエル、フォックステリア、ペキニーズ、プードル、シュナウザー、シェットランドシープドッグ、コーギー、オーストリアンシェパード、アフガンハウンド、ジャーマンシェパード、ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリーバー=眼病
13) ダックスフンド、プードル、スコティシュテリア、コーギー、ラブラドールレトリーバー=膀胱結石

近親交配を続ける限り、悪い劣性遺伝子が確実に次の世代に受け継がれていきます。さすがに、ひどすぎるということで世界で最も古く歴史のあるイギリスの愛犬家団体KC(The Kennel Club)は、母と息子、父と娘、兄妹間の交配を2009年から事実上禁止にしました。


作られた遺伝

▲ 遺伝子の多様性が失われ、クローン化していく…。

さらに、近年、悪い劣性遺伝に歯止めをかけ、犬種全体に健康と活力と多様性をもたらす繁殖もニュービジネスの様相を呈してきました。それはハリウッドスターから始まった、下記のようなデザイナーズドッグブームです。(なんちゃって犬ともいわれます)
1) パグル=パグ+ビーグル
2) ボーグル=ボクサー+ビーグル
3) ヨーキープー=ヨークシャーテリア+プードル
4) シーボン=シー・ズー+ポメラニアン
5) チワックス=チワワ+ダックスフンド
6) ダップー=ダックスフンド+トイプードル
7) コッカープー=コッカースパニエル+プードル
少し話題になったのが、一時オバマ大統領一家のファーストドッグとして候補にあがったゴールデン・ドゥードル。結局ファーストドッグはポチュギーズ・ウォータードッグに決まりましたが…。


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